2015/11/29

教室便りvol.12

教室便り

こんにちは、尾山です。

12月を目の前にして、いよいよ冬の到来を感じる今日この頃です。温かいお風呂に、温かいお料理、色々な温もりにホッとする時季となりました。

この時季の身体は、骨盤底部や首の付け根をキュッと締め、さらに熱気を閉じ込める姿勢へと変化していきます。それは、調気法において気息を閉じ込める技法である「締め付け(バンダ)」が自然と起こるとも言えます。

常日頃から意図的に締め付けを練習していることは、この自然に起こる締め付けを、よりスムーズに促す効果もあることでしょう。保温できる身体で、厳しい冬をのりきりましょう。


前回の教室便りvol.11の内容と関連するブログを書きましたのでお読みください。
「世界の動き方」
https://www.yoga-space.biz/index.php?go=yEufoG


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● 12月のスケジュールのお知らせ

・ 明日11月30日(月)は、12月の第1週目として行います。

・ 今年の授業は、12月28日(月)からお休みです。来年は1月4日(月)から行う予定です。

スケジュール
⇒ http://


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● 三つの帰依の対象

1.意識性
2.自然性
3.行手順

意識性への帰依により、「ただ見る」へと指導する
自然性への帰依により、「ただ動く」へと指導する
行手順への帰依により、「ただ行う」へと指導する


今回は、行手順について突っ込んだお話しをさせていただきます。


● 行手順

行手順とは、決められた手順であり、守るべき定事です。それは、今まで学習し身に付けてきた行為(思考・想像、言動、行動)パターンの破壊を促します。

それは過去の[自分]の完全なる否定です。言葉を変えるなら、それは過去の[自分]に囚われないということであり、そこに重心を置かず無関心になるということです。

それは今すべき行為を淡々と今することです。そこには過去の[自分]/未来の[自分]もなく、ただ今されている「行為」があるのみです。そこには出来る/出来ないの尺度もなく、ただ今されている「行為」があるのみです。

そうなると、そこには何の苦(ストレス)もないはずです。


授業では、「目を開ける、脚を前方にまっすぐ伸ばす、手のひらで床を捉える、指先まで伸ばす、腕・脚をふわりと解く・・・」などなど、誘導をしていきます。

たとえ毎度行っている手順であっても、その誘導に従います。自分は知っているからと、自分勝手に目を開けたり、体位の準備をしたりはしません。

同じ体位であっても、誘導する順番が違うかもしれません。誘導する視線の向きが違うかもしれません。過去から判断せず、今の言葉に従うことが大切です。

今できることを淡々と丁寧に行うことは、慣れ親しんだ自分勝手を重要としないことであり、自動的に反応する思考パターンにより無関心になることであり、それは[自分]への囚われから自由になることでもあるのです。


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基本行法手引書/早朝クラス手引書はダウンロードしてお読みください。今月から早朝クラスで行っている基本の動作流し-型2をアップしましたのでお読みください。

2015年版のダウンロード

・ 基本行法手引書(パスワード:)
⇒ http://

・ 早朝クラス手引書(パスワード:)
⇒ http://

・ 基本の動作流し-型2(パスワード:)
⇒ http://


以上です。
ご質問等ございましたら、メールやコメント欄でお気軽にどうぞ。
では、12月もよろしくお願いいたします!!

尾山広平