2019/10/31
教室便りvol.11
こんにちは、尾山です。
朝晩は少々冷えるものの、過ごしやすい日が続いているのではないでしょうか。
冷え込んでいくこれからの時季は、身体は熱を保温するために閉塞していきますが、上半身では肩甲骨を主として胸郭の動きが、下半身では腸骨を主として骨盤の動きがスムーズに起こることが大切です。
この身体の自然な働きを促すために、自然な姿勢、自然な動作、自然な緊張(伸び、あくび=しめつけ)、自然な弛緩(ため息)、を練習し、実践していきましょう。
今月は珍しく「姿勢」について書き綴りました。先月紹介しました「正しい姿勢」から始まり「正しい歩き方」までです。全て身体を扱う上での基本の「き」といえる重要のお話なので、しっかりと読み返してみてください。
● ブログ
→ https://yoga-space.biz/index.php?go=SdCfyu
さて、10月は、挙上の伸び(両腕を上方へ挙げて行う)をメインに練習します。おそらく「伸び」のイメージとしてオーソドックスな姿形ですね。「伸び」は「締付(しめつけ)」であり、「筋肉を緊張させる行為」です。決して「筋肉を伸長させる行為(ストレッチ)」などという不自然な行為ではありません。
心身を調えたいのであれば、自然に従うのみです。
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<11月のスケジュール>
・ 4日(月)は、お休みです。
・ 5日(火)の早朝クラスはお休みです。
● スケジュール
→ https://
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風邪をひきやすい時季です。引いたときはとりわけ身体に従いましょう。お腹が空いていない→食べない。喉が渇く→飲みたいものを飲む。寒い→温める。咳が出る→咳を出す。鼻水が出る→鼻水を出す。熱が出る→熱を出す。眠たい→眠る。などなど、適度に従いましょう。
散々言うのですが、風邪は、冬の身体への移行も促してくれる自然の働きです。素直に経過すれば、身体は浄化され、強く、逞しく、しなやかになっているものです。
今月は以上です。
11月も、よろしくお願いいたします。
尾山 広平