2022/10/02

教室便り10月号

教室便り10月号


はじめに

こんにちは、尾山です。

朝晩涼しく、あるいは少々肌寒く感じられるでしょうか。この時季の身体はといえば? そう、冬(冷え)に備えて縮んでいっている最中でしょう。

胸が閉まり、感傷的になりやすいであろうこの時季ですが、その感覚もしみじみと味わうかのように両手を当ててみるのも良いと思います。

夜眠るまえの日課として、今月も実践しつづけて参りましょう。


スケジュール

  • 10日(月)は、早朝クラスのみお休みです。
  • 31日(月)は、全クラスお休みです。

その他、通常通りです。


立つ骨盤

レッスンでは、姿勢を調えるために骨盤が"立つ"よう、足下から調えることをしています。それは脚の状態により → 股関節 → 骨盤 → 背骨 → 頭蓋骨まで影響するからです。

要点は骨盤が"立つ"かどうかであり、骨盤を"立てる"ことを"する"のではなく、骨盤が立つように脚の状態を工夫することです。私が胡座ではなく正座なのは、胡座で骨盤を"立てる"ことはできても、骨盤が"立つ"ことがないためです。

ですがこれは私の身体の場合です。

ハイハイからお座りを一人でするようになった安君は、お尻を床におろし片脚を伸ばした胡座とでもいえる形で座るのですが、骨盤が立ち、背筋がスーっと伸びるようによく座っています。

実に清々しくみえます。

安君の場合、私の股関節と違って固まっていないからでしょう、骨盤が前後にスムーズに傾くので、床にお尻をおろした姿勢でも自然と骨盤が立つようです。

たとえば安君は、両脚をまえに投げだした姿勢で前傾するときも、骨盤からまえに倒れているため、ぷっくりお腹が床や腿に触れてしまいます。これくらい骨盤が動くのなら、きっと胡座でも骨盤が立つのでしょう。

私の骨盤の動きは小さいですから、安君の真似をして座ると、力を入れて故意に骨盤を"立てる"ことをしなければならないということだと思います。

なにはともあれ緊張を解いたり、脚の状態を工夫したりして、自然と(=無理なく)骨盤が"立つ"姿勢をとっていきましょう。

参考

姿勢レッスン1「正しい姿勢の原理原則」|ヨガ空間


おわりに

noteを書きました。今回は夢から覚めるというあたりまえのことについてです。

夢から覚める|尾山広平note

誰でも夢から覚めたのなら、夢のなかの出来事を心配したりはしません。これは"悟り"の要点でもあります。

だからこそ、、、

ブッダ(覚者)たちは、この世界はひとつの夢のようなものであり、この夢から覚めることだけが重要なのだと伝え、この"夢"から覚めるための方法を説き続けているのです。


以上です。

10月も、よろしくお願いいたします。

尾山 広平