2021/07/03

教室便り7月号

教室便り


<はじめに>

こんにちは、尾山です。

早いものでもう7月に入ってしまいました。遅くなりましたが「教室便り7月号」をお届けします。

さて、暑い季節がやってきました。暑いからと冷房をかけ過ぎず、身体を怠けさせ過ぎず、かといって負担をかけ過ぎず、ほどよい負担をかけながら、これからの暑い季節を乗り切っていきましょう。

現代では「暑い → 冷房」のような思考回路が働きがちでしょうが、冷房や冷蔵庫の無かった古人は色々と工夫してきたはずです。打ち水したり、スダレを立てたり、麻の衣服を着たり、お素麺を食べたり、、、

暑苦しくて眠りづらいときには寝相の工夫もしてみましょう。毎年この時季は授業でやっているのですが、身体にこもった熱を発散しやすい姿勢というものがあります。

日常でのちょっとした工夫、心がけの積み重ねが、心身の快/不快の別れ道と言えるかもしれませんね。怠けることなく精進しましょう。


<7月のスケジュール>

■ 22日(木)はお休みです。
■ 23日(金)はお休みです。


<側屈の体位>

授業では基礎の基礎といえる「前屈と後屈」がメインとなりがちですし、また側屈の体位は13の基本体位の中にも入れていないため、日頃はあまりやらないポーズです。

かといって、この「側屈」もやはり常日頃やっておきたい「伸び」の一つです。

側屈の体位で留意すべき点は、「側傾」にならないことです。というのもツイツイこれまでの癖で側傾になりがちだからです。

それはつまり「身体を横に倒すことが側屈である」という観念が根深いからです。ですからまずは「その観念」を塗り替える必要があります。

側屈とは、背骨を側屈することです。

確かに、身体を横に倒せば背骨は側屈します。体側の筋肉もストレッチされます。が、「伸び」にはなりません。

それは地面(足)からの勢力が中心(下腹、背骨)を通って末端(手、頭)に流れず、「んぐ〜〜〜っ」と力を込めることができないため、締付を極めることが不可能だということです。

また、

側屈は伸びとしてだけでなく、日常的な歩行動作などにも一躍を担っています。とはいっても、多くの人は身体を固めて自然な側屈を阻害しています。

側屈を伴わない歩行はミゾオチをより固めていきますが、側屈を伴う歩行はミゾオチをより緩めていくというように、ミゾオチに影響を与えています。

ミゾオチは、心身の状態の要ともいえる場所ですから、側屈を身につけるかどうかは、心身の快/不快の別れ道ともなり得るかもしれません。

★ まとめ ★

側屈は、心身に元気を湧き上がらせるうえで、重要な役割を担っている。

■ 参考


<おわりに>

初めにいった「身体にこもった熱を発散しやすい姿勢」というのは、軽く側屈した寝相のことです。側屈することで肋骨を広げて熱を逃し、ミゾオチをゆるめます。

ところで、寝床はベッドより畳の上の布団のほうが良いですね。ベッドでは落っこちないように無自覚に寝相を制限してしまう可能性があるからです。

眠るときぐらい世界の制限に縛られず寛ぎましょう。何も気にすることなく眠れるほど身体も回復するはずです。思い出しましたが、中学の修学旅行のときベッドから落ちて下で寝ていましたね。

子供のように大胆に眠りましょう。

以上です。

7月も、よろしくお願いいたします。

尾山 広平