2023/01/31
教室便り2月号
はじめに
こんにちは、尾山です。
立春の訪れを前に、朝方は氷点下になるほど冷え込む日が続いていますが、身体の方はすでに春の訪れに反応しているようです。
春は冬のあいだ凝縮していたエネルギーを骨盤も一気にゆるめて開放していく必要があり、そんなことで1年の中でも激しく身体がシフトする時季といえるでしょう。
春は身体がゆるむ流れに乗れるよう、頑張ることや遊ぶことは控え、少々怠け気味が良いかもしれません。
スケジュール
休講日
- 2月4日(土)の午後クラス
- 2月23日(木)の早朝クラス
行為とその結果
大抵の人は、行為の結果を重視しているものです。
ですから、結果が良ければそれを生んだ行為を良しとし安心し、逆に結果が悪ければそれを生んだ行為を悪しとし後悔するものです。
しかし心が成長に向かうためには、目に見える外側の結果ではなく、自身の内側にある動機に目を向ける必要があります。
つまり、結果ではなく「動機」を重視しなければいけません。
結果は良かろうが悪かろうがどうでも良い、まったく関心がない、という立場でいることです。
例えば、いくらボランティア活動に従事しても、その動機が「他人に好印象を持ってもらうため、学校の宿題のため、頼まれたから仕方なく」であれば、それは良い行為とはいえない訳です。たとえその結果、人の役に立ったとしても、それでは自身の心は汚れたままだからです。
その逆に、世のため人のためとボランティア活動に従事した場合、たとえその結果、人の役に立てなかったとしても、それは自身の心を浄化する良い行為といえる訳です。
人が成長するためには、行為の動機から「私の欲望を満たすため」「私の恐怖を避けるため」を排除していく必要があります。
重要なのは結果ではないのです。
ただ、ただ、自身の行為を正すことが重要なのです。
結果ではなく、動機に目を向け、自身の誤りを正していきましょう。
参考
おわりに
1月15日。お陰様で、安君も元気に安気に1歳のお誕生日を迎えました。
1歳を迎えるあたりから、壁づたい歩きの壁から離れて2、3歩ほど足が動いてズコッと転ぶのを楽しみ始めたかと思えば、その歩数は日に日に長くなり、今ではアンバランスでよく転びはするものの、とても楽しそうに歩き回っています(走り回っています)。
こうやって歩いたり転んだり遊んだりする中で、必要なことが身についていくのかと自然の偉大な働きを楽しんでいます。
以上です。
2月も、よろしくお願いいたします。
尾山広平