2021/10/31

教室便り11月号

教室便り


<はじめに>

こんにちは、尾山です。

急に冷えた日々を経過し、穏やかな秋といえるような日が続いています。「身がまま整体 気響会」片山洋次郎氏のリポートによりますと、『春のように骨盤がゆるみやすく、頭から下りる気の流れが強い傾向が続いている』と報告されています。

さて、ここから本格的に寒い時季へと入っていく中、それに備えて身体は色々と準備している最中と言えます。つまり、この時季の備えが、冬の寒さに耐えうる身体作りへの懸け橋と言えるのです。

私の身体のこの時季はといえば、目に見えてわかるのは食事量の増加です。夏季に比べてお腹も空きやすく、お腹が膨れるまでの量も随分と増えました。脂肪を蓄え、寒さから身を守ろうとしているのかもしれません。

また、外側(皮下脂肪)だけではなく内側の状態も大切です。体温を保持するためには、その要所となる下腹(丹田)への勢力(気)の流れが増幅する必要があります。これには日頃の姿勢、運動が大きく関わってくることでしょう。

何にしましても……

無理な姿勢をとらず、伸びが素直に起こる身体であれば、この時季の身体の素直な反応を引き起こすことになるのではないかと考えています。

今月も、へそ曲がりな心身を修正し、自然と調和した素直な心身へと向けて修習していきましょう。


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<11月のスケジュール>

■ 3日(水)はお休みです。
■ 23日(火)はお休みです。


< 3つの要点 >

動作の要も、締付(伸び)の要も以下の3点です。

  1. 鳩尾(みぞおち)
  2. 鼠蹊窩(そけいか):脚の付け根
  3. 腋窩(えきか):腕の付け根

ですから、動作であれ締付であれ、これらの3点に的確な注意を向け、これら3点を的確に"方向づける"ことが重要と言えます。

「的確に」です。

  • 例えば前屈であれば、鳩尾を後方へと方向づけ、鼠蹊窩・腋窩を前方へと方向づけること。
  • 例えば後屈であれば、鳩尾を前方へと方向づけ、鼠蹊窩・腋窩を後方へと方向づけること。

「3」点とは言っていますが、「1」つの出来事です。つまり、1点が方向づけば他の2点も方向づいているはずということです。

  • 例えば、鳩尾を後方へ方向づけることイコール、鼠蹊窩・腋窩を前方へ方向づけることです。
  • 例えば、鼠蹊窩を前方へ方向づけることイコール、鳩尾を後方へ、腋窩を前方へ方向づけることです。
  • 例えば腋窩を後方へ方向づけることイコール、鳩尾を前方へ、鼠蹊窩を後方へ方向づけることです。

この3点が的確に力点となり、的確に方向づくように動作の練習を繰り返していきましょう。

的確に方向づけれるようになれば、前屈で手を上げたり閉じたり開いたり出っ尻になったり、後屈で手を後ろに方向づけたりなど…… やりがちな"余計"も起こらなくなるはずです。

余計が起こらなくなり、全身が協力一致したとき、快感を伴った的確な「伸び」も起こるようになることでしょう。


<おわりに>

すべてのお陰様で、尾山ヨガ教室もリニューアルを迎えよちよちと歩き始めました。

今後どう変わっていくかは分かりませんが、心身から余計を省きその健やかな成長を願う方々にとって役立つ時空間を提供できればと思っております。


以上です。

11月も、よろしくお願いいたします。

尾山 広平