2016/07/31

教室便りvol.08

教室便り

こんにちは、尾山です。
隣の秋葉山(あきばさん)からは、蝉の大合唱が聞こえてきています。いよいよ夏も本番ですね。

こうしてパソコンを打っている間にも、この秋葉山をよく眺めています。たったそれだけのことでも、心身はリラックスするものです。逆に言えば、都市部での生活では目も耳も休まらず、それだけでも心身にストレスは溜まるものと言えるでしょう。

身体の外側の環境、身体、心、それらは互いに依存し合い繋がり合った〈ヒトツ〉の働きです。ヨガを学ぶ皆様は、このことをよくよく理解することが大切です。身体の外側の環境が滞っていれば、身体も滞り、心も滞ります。

だから、生活が流れていれば、身体も流れ、心も流れざるを得ません。身体が流れていれば、心も流れ、生活も流れざるを得ません。心が流れていれば、身体も流れ、生活も流れざるを得ません。部分は全体に影響を与え、全体は部分に影響を与えています。

だからこそ生活を調える際には、全体に影響力のある早寝早起きや、その日に影響力のある朝の過ごし方を調えることをお勧めしています。ぜひ、物事を部分的にではなく、全体的に観る視点を養い、全体的に調えて行きましょう。


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● 8月のスケジュールのお知らせ

・ 11日(木)、12日(金)、15日(月)はお休みです。

※ その他、通常通り行います。

スケジュール
⇒ http://


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<私の好みの異性>

おおーっ、突然どんなタイトルでしょう!? まったく興味ない!? でしょうが、、、。このような話題が持ち上がった覚えは、皆様にもあることでしょう。多分に漏れず私も、昔々そのような話題を持ちかけられたものです。さて、私はどう答えたでしょう?

優しい人
明るい人
可愛い人
細身の人
素朴な人

など、もちろんそのような事柄にも好みはあるのですが、
その時の私は次のように答えました。
「エスカレーターを使わず、階段を使う女性。」
すると友達は、
「えっ、そんなこと!?」
と、まったく関心なさそうに言いました。

皆様はどう思われるでしょうか?

ほとんどの方にとっては〈そんなこと〉はどうでも良いことかもしれませんね。しかしそのときの私には、〈階段を使う〉という行動一つが、その人の背景、生き方全体を見やすい形で表してくれる行動であると認識していました。

そして階段を選択する人は、自分をよく知っている人だろうと思っていました。逆に言えば、ただ周りに流されて何となく楽してエスカレーターを使う人は、まったくの集団催眠状態であり、自分のこと、自分の求めていることに対し、意識的ではなないという思いがありました。

さて、その行動は〈自分が求めていること〉に繋がっているでしょうか?

ぜひ、自身の行動を見直してみましょう。例えば、エスカレーターを使うことが〈自分が求めること〉に繋がっていると判断できるのなら、そのように選択すればよいのです。ですが、もしそうでないと気づいたのなら?

どのような行為(思考、発言、動作)一つにしても、それはその人の全体を表しています。ここでも、部分と全体はヒトツナガリであるからです。そして自己矛盾とは滞りであり不快感です。自身の求めていることと矛盾した行為を止め、流れた人生を心地よくいきましょう。


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以上です。
8月もよろしくお願いいたします!

尾山広平