2021/11/30

教室便り12月号

教室便り


はじめに

こんにちは、尾山です。

いよいよ冬らしく、身をすくめるほど寒く感じる季節となりました。こうなると身体は、骨盤底や首の付け根をキュッと締め、より熱を逃さないように反応するようです。

この反応がスムーズに起これば、身体は保温しやすい状態へ移行できるということです。そうは言いましても、余計なリキみや過剰なストレスなどにより「緊張した身体」では、この反応が阻害されかねません。

ということで今月も、ストレスを発散しつつ、ストレスを溜め込まない"余計(余計な考え、余計な動きなど)"を止めた「弾力ある心身」に戻れるよう修習していきましょう。


12月 & 年末年始のスケジュール

■ 今年は、27日(月)から休講します。
■ 来年は、4日(火)から開講します。

● スケジュール
https://oyama.yoga-space.biz/index.php?go=9bDu7f


余計を止める

『余計を止める』。これは尾山ヨガ教室の指針です。

ここでの"余計"とは、不健康をもたらすような行為であり、不幸福をもたらすような行為であり、つまりは苦しみをもたらすような愚行を示しています。

まず、

不健康をもたらす基本的な"余計"は「活動過多/休息過多」と言えるでしょうか。つまり、活動と休息のバランスを調えることが、身体を整える基本ということです。

夜遅くまで活動し過ぎず、朝遅くまで休息し過ぎず。そう、早寝早起きを実践することが余計を止めるための基本ですね。
尾山ヨガ教室は、この活動休息のアンバランス、加えて活動それ自体のアンバランスを調える場という訳です。

次に、

不幸福をもたらす基本的な"余計"は『盲信』です。つまり、事実ではないことを事実であると誤解することを止めることが、心を整える基本ということです。

中でも根本的な盲信は「私は心であり、身体である」などという誤解です。これを根底に人は様々な妄想を信じていますが、このような盲信を止めるためには、真実を聞き、信じること、あるいは調べることがその方法です。
尾山ヨガ教室は、この盲信を止める場でもある訳です。

この『盲信』から様々な『恐怖、欲望』が起こります。私は生まれ、老い、病み、死すべきものであるという思いがあれば当然、恐怖が沸き、付随して欲望も沸くのは当然の結果です。

老化したくない!と頑張り、病気になりたくない!と頑張り、死にたくない!と頑張り、若いうちに出来ることをしなきゃ!死ぬ前に何かしとかなきゃ!などと脅迫的に頑張ることにつながっていきます。

★ 身体は本来的に、元気に生きようとする機能を備えています。身体の声に耳をすまし、身体の機能に従っていきましょう。

★ 心は本来的に、無知であり、盲信に満ちています。賢者の声に耳をすまし、信じ、あるいは確かめていきましょう。

● 参考:指針
https://oyama.yoga-space.biz/index.php?go=mXkEzN


おわりに

新しい教室サイトも「流石はプロ!」という見た目に仕上がってきています。

ということで、既存の教室サイトは今年いっぱいで閉鎖し、来年からは新サイトに移行すると同時に、教室のメールアドレスも「info@oyama-yoga-space.com」に移行する予定ですので、お間違いのないようご注意ください。

ちなみに、「ヨガ空間」の方は今まで通りですので、ヨガ学習にご活用ください。


以上です。

12月も、よろしくお願いいたします。

尾山 広平