2018/10/30

教室便りvol.11

教室便り

こんにちは、尾山です。
朝方は随分と冷え込んできました。

さて、朝も冷え込んできたところで、生活も生理現象も、本格的に冬への準備が必要となる時季となりました。気温が下がれば当然、手足も冷たくなりもします。しかしながら、子供の頃から言われてきたことは、「お腹を冷やさない」であったことでしょう。そうかといってぬくぬくと温めて気を抜いていれば、締まりのない不抜けた状態をまねきかねません。気を抜かず、下腹(丹田)へと力が流れる(集まる)状態<不抜けず力まず>を維持することにより、下腹は熱を生み、体を温めるように機能してくれることでしょう。

「股関節を下(大地)に押し出しておく継続性」


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<11月のスケジュール>

・23日(金)の早朝クラスは、お休みです。

● スケジュール
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<11月の戒律>

● 真我への信愛
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ヨガとは、【真我:本当の私】を自覚するための修行法です。結局の処、【それ】を実現しなければ我々は悲劇の真っただ中に取り残されたままなのです。それは、決して解決不可能なことを解決しようとする無理(誤解)から、解決可能なことを解決しようとする合理(正解)への根本的な方向転換です。人生に起こる苦しみ悲しみは、全て無理(誤解)から生じるものです。その誤解の親玉が、自己をアレやコレという認識対象と同一化することです。そうであるならば、この誤解を解くことだけが重要であり、【それ】を実現することだけが人生で必要なこと、と言えるのではないでしょうか?

観照者(認識対象を観る者)としての私を、常々覚えておく。それだけ。それが修行(ヨガ)のすべてなのです。


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<11月の体位>

● 魚の体位
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盆の窪(背骨の最上部、頭蓋骨との境目)を締め付けることを意図する体位です。これまでの体位同様、盆の窪に力を集めるために「全身が協力すること」が要点です。ここでは、なかでも眉の使い方が重要と言えるかもしれません。今この場で、眉を上げてみたらどうでしょう。それだけで盆の窪周りに締め付けが入ると思います。どの体位もそうですが、顔周り(特に目や顎周り)に締め付けが入ると、全身の締め付けが素直に入りやすくなるかもしれません。

兎にも角にも、「う~~~っ」と心地よく、締め付け(伸び)をしていきましょう。


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以上です。
11月もよろしくお願いいたします!

尾山 広平