2022/10/31

教室便り11月号

教室便り11月号


はじめに

こんにちは、尾山です。

爽やかな秋晴れが続き、ピクニックにも気持ちいい季節を通りつつ、、、まもなくの紅葉を迎えたなら、いよいよ厳しく冷えてくることでしょう。

冷えてきたなら、冷えないように熱の発散を抑えるのが身体の働きでしょうから、今ごろ身体はギュッと小さく身をすくめていこうとしている最中かと思います。

ここでギュッとエネルギーの集まる中心といえるのが下腹部であり、日本では古来「肚・丹田」として重要視されてきたであろう部位です。

それはまた熱エネルギーの集まる部位ともいえ、身体は「寒」という環境に適応するために、この丹田をより活性化していくはずです。

そういう面からして11月は、適応力を高める要所である胸椎11番を調える必要のあるいわば「伸び月間」です(覚えやすい!)。(伸びと胸椎11番のお話は、教室便り5月号(2021)が参考になります)

丹田の活性化を促し、適応力を発揮する流れに乗るためにも、より積極的に「伸び」をして参りましょう。


スケジュール

  • 11月1日(火)はお休みです。
  • 11月3日(木)はお休みです。
  • 11月22日(火)の午前クラス、午後クラスはお休みです。
  • 11月23日(水)はお休みです。

その他、通常通り行います。


保護と負荷

教室便り7月号や、教室便り8月号でも『引っ叩いて、蹴飛ばして、叱りつけたほうが、いのちのチカラは高まったりする』という言葉をご紹介しましたように、自身に対しても、他人に対しても「保護と負荷をほどほどに」がちょうど良いバランスなのではと思っています。

例えば、ちょうど今時季からはじまる"冷え"に対しても、暖房器に頼りすぎず、防寒着に頼りすぎず、「少し寒い、冷える」くらいがちょうど良いのではと思います。

ひょっとしたらそれによって風邪をひくこともあるかもしれませんが、風邪をひくことによって「寒さに適応する身体」に変化するという側面もあることでしょう。

今年も10月に入ると朝晩そこそこ冷えた日もあり、そんな日は「ちょっと寒いな〜、冷えるな〜」と感じながら布団に入っていました。それでも日中は夏のように暑く感じられる日もあり、そんなときに温度計を見てみると「28度」。

暑く感じたものの夏に比べればずいぶんと涼しい温度だったことに驚いたのですが、おそらく身体はすでに冬支度を始めているということでしょう。ちなみに、先日の月曜午後クラスも暑かったですが「20〜22度」といったところでした。

また例えば冷え性のかたは、ソックスを何重にもはいたりなどの保護をすることも必要かもしれませんが、その逆に氷水に足をつけるなどの負荷をかけてみると良いのではと思います。

そのように負荷をかけた方が「いのち」のチカラは高まり、冷え性が改善されることだってあるかもしれません。何にしましても、いつまでも過保護にしていても「いのち」はいつまでも本来のチカラを発揮できないことでしょう。

(ちなみに、冷え性の根本改善には熱源ともいえる「丹田の活性化」が欠かせないように思います)

まとめますと、

身を守ることばかりに目を向けず、心身に負荷をかけて鍛えることにも目を向けて生活していくと、「いのち」の働きはより高まり、より快適を保てることでしょう、ということです。

最後に、アーユルヴェーダ教典からの言葉をご紹介します。

体力のある人、油分性の多い食事をする人および寒い季節や春には、体力の半分の力で運動すべきであり、その他の場合およびその他の季節には、軽く運動すべきである。(アシュターンガ・フリダヤ 総論 2章)

心臓が正常に機能していてヴァータ(運動力)が口に来るとき、つまりハァー、ハァーと息切れがしてきた時、これが、その人の体力の半分の力まで運動がなされた時の特徴である。(スシュルタ 治療 24章)

腋窩、額、鼻の上、手足の関節に汗がにじみ、口が渇いてきた時、これがその人の体力の半分まで運動をした時の特徴である。(アシュターンガ・フリダヤ 総論 3章)

日頃から「ヨガ(伸び)」をするだけに留まらず、ほどほどに運動し、心身を鍛えて参りましょう。


おわりに

noteを書きました。今回は、田中啓子著『子育ち歳時記』のご紹介です。最近まで教室の本棚にも置かせていただいていた本ですが、今は怪獣アンギャラス君から非難し、彼の本に占領されています。。。

『子育ち歳時記』田中啓子著|尾山広平note


以上です。

11月もよろしくお願いいたします。

尾山広平