2022/11/30

教室便り12月号

教室便り12月号


はじめに

こんばんは、尾山です。

いまだ冬の到来を感じさせない陽気が続いていますが、紅葉もピークを経過し、ここからいよいよ冷えてくるという噂を耳にしますがどうでしょう。

本格的に冷えてくると熱が下腹から下に逃げないように骨盤底部もより締まり、厳重な保温姿勢へと変化していくことでしょう。

骨盤底部はポーズを取るさい(伸びをするさい)エネルギーを吸い上げるときの入り口であり、エネルギーを上へ上へと押し上げる要となる部位です。

今月もことあるごとに「伸び」をして、寒さに強い保温できる身体へと素直に移行して参りましょう。


スケジュール

12月29日(木)〜1月3日(火)までお休みです

その他、通常通り行います。


平和

ニュースを聞いたなら事件や事故は後をたちません。しかしそれでも、一昔前の状況と比べれば、日本はとても安全な国になったといえることでしょう。

それでも依然として世界では戦争紛争が起こり、飢餓飢饉が起こり、自然災害が起こり…… いつ身の上にこれらの危険が降り注いでくるかも分からない状況であることに変わりありません。

いったいいつになったら、世界平和は実現するのでしょうか?

もちろん、これから世界的に平和になるかもしれないし、ならないかもしれないし、そんなことは誰にも分かりません。たとえなったとしても、それは一時的な状況にすぎず、きびすを返して乱世へと向かうことでしょう。

根本的に人間とは無知であり、欲望と恐怖に取り憑かれているのですから、そう意味において平和な世界などあり得ないとも言えるのです。

ですから、世界を平和にすることは誰にもできませんし、世界を平和にする必要もありません。もちろん、世のため人のための奉仕活動は悪い行いなどではなく、それは善い行いに違いありません。

しかし、行う必要がある唯一のこととは、自身の心から争いを消し、自身の心を平和に導くことです。

そして、自身の心から争いを消すためには、欲望と恐怖から自由になる必要があり、そのためには真理に対する無知(無明)を克服する必要があります。

ですから結局のところ人誰もみな、真理を悟るための教え(ヨガ)に行き着くものです。

そして、ソレこそが世界への最善の奉仕であり世界中の人々に恩恵を与えるものなのです。

参考

世界救済論|尾山広平note


おわりに

noteを書きました。今回は、「赤ちゃんから習うヨガ」の第2弾ですが「身体」のことではなく「心」のことから、ヨガの王道である「離欲」についてのお話をしています。

『赤ちゃんから習うヨガ【離欲】』|尾山広平note


以上です。

12月もよろしくお願いいたします。

尾山広平