2017/01/31

教室便りvol.02

教室便り

こんにちは、尾山です。
2017年、最初の教室便りです。

わたくしの頃ごろは、ぼちぼちと執筆作業をしています。今回もまんぐーす爺さんとこぶらさんに対話をしていただきました。その題材は日本人にも馴染みの深い『般若心経』です。
まんぐーす爺さんならではの他には類を見ない、核心を突いた、実践に役立つ解釈をしていただきました。興味のある方、お楽しみに。

さて、真冬と言えるこの時季、身体は最大限に骨盤を締め熱の発散を防ごうとしていることでしょう。それでも今週末の2月4日は立春。春への流れが生まれる時季です。身体も春へと流れさせていきましょう。


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● 2月のスケジュールのお知らせ

・ お休みなく、通常通り行います。

スケジュール
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<般若心経>

今月はタイムリーな般若心経のお話しを少し。般若心経は正式には『般若波羅蜜多心経』とされ、大乗仏教の経典と言われています。実はこの経典、ちょっぴり特殊な経典なんです。

① ゴータマ・ブッダ(釈迦)が説いた教えを書き残したものではない
② 内容の知的な理解をし、実践するためのものではない

お経と言えば、お坊さんが意味の解らない漢文を唱えるものというイメージ?かもしれませんが……。お経の本分とは、悟りを目指す修行僧が、ブッダの説いた言葉を知的に理解し、そして実践するためのものです。

ところがところが、この般若心経には何をどうしなさい、という実践法が何ひとつ書いていないんです。

ではいったい、そこには何が書かれているのか?

そこには何と、ブッダが禁止していたと伝わる呪文の紹介がされています。そしてその呪文の名前こそが『般若波羅蜜多』なのです。これは唱えていれば全ての苦悩が無くなるもの凄~~~い呪文だよ、だからそれを知るべきですよ。それはこのような呪文ですよって、紹介しているだけの経典です。

やはりそこには、このように唱えなさい、という実践法は何ひとつ、書かれていません。

全ての苦悩が無くなるもの凄~~~い呪文の秘密を知りたくなりました?
まんぐーす爺さんに教えてもらいましょう。


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以上です。
2月もよろしくお願いいたします!

尾山広平