2021/05/01

教室便り5月号

教室便り


<はじめに>

こんにちは、尾山です。

世間はゴールデンウィークに入っていますが、いかがお過ごしでしょうか? コロナ禍ということもあり、お家の中でゴロゴロ、テレビでも見ながらの食っちゃ寝生活にはならないように気をつけたいものです。

さてこの時季は、心身の興奮度を上げてストレス耐性を強めたり、鎮静度を上げてクツロギ体勢を強めたり、心身の状態を調整する要となる部位「胸椎11番」が反応しやすいようです。

胸椎11番。この胸椎11番こそ、授業で散々言うところの「鳩尾の裏、背、背中、背中の中央」などの言葉が示している部位です。

前屈の伸びの起点は「背を出す/鳩尾を引く」ことであり、後屈の伸びの起点「背を引く/鳩尾を出す」ことです。つまり、胸椎11番は「伸び」をする際の起点であり、刺激する主要点であり、最重要ポイントです。

結局のところ「伸び」とは、胸椎11番の動きを円滑にし、身体の調整機能を調整する本能的反応といえるかもしれません。とはいっても、やはり「伸び」は全身協調運動ですから、それは言葉通り「全身を同時に刺激し、全身に同時に効く姿勢」といえるものでしょう。

今月もより快適に過ごせるよう、身体の自然を促していきましょう。


<5月のスケジュール>

■ 3日(月)、4日(火)、5日(水)はお休みです。


<伸びと背骨>

よい機会ですので、ここで今一度、「伸び」の要点を確認しておきましょう。

ここでの主要な伸びは、以下の5種類です。

  1. 前屈
  2. 後屈
  3. 側屈
  4. 捻転
  5. 挙上

それぞれ、「何の」前屈、「何の」後屈、「何の」側屈、「何の」捻転でしょうか?

もちろん「背骨」です。(挙上に関しては背骨の挙上とはいえませんが)

前屈の伸びで習うべきことは、背骨を前屈しやすいための姿勢の作り方であり、
後屈の伸びで習うべきことは、背骨を後屈しやすいための姿勢の作り方であり、
側屈の伸びで習うべきことは、背骨を側屈しやすいための姿勢の作り方であり、
捻転の伸びで習うべきことは、背骨を捻転しやすいための姿勢の作り方です。

「しやすい」という言葉を言い替えるなら「全身が協力一致している」ということであり「無理をしていない」ということです。

そして背骨を動かす起点が「鳩尾/背中」ということであり、それは同時に「鼠径窩」と「腋窩」が起点であるということでもあります。

  • 鳩尾/背中(背骨の中央)
  • 鼠蹊窩(脚の付け根)
  • 腋窩(腕の付け根)

この3箇所が同時に方向づくことによって、背骨は円滑に曲がることができます。そしてこの3箇所の動作に合わせて、①鼠蹊窩を方向づけやすい脚の位置 ②腋窩を方向づけやすい腕の位置をとることが伸びの完成に不可欠です。

ここでの練習の主要な点は「する」ことではなく「止める」ことです。3箇所を円滑に動かすことを邪魔すること(無駄をすること、無理をすること、頑張ること)を「止める」ことです。

全身が協力一致したとき、背骨を曲げるための力を十分に発揮することができ、それはまったく「楽」であり「快適」であり、ただただ「気持ち〜〜〜い」伸びとなるのです。

■ 参照


<おわりに>

2月号でお話をしました自然農畑ですが、先日は夏野菜の種を蒔いてきました。3月にはシュンギクとホウレン草を蒔いたのですが、周りの雑草と共にわんさかと芽を出し伸びてきています。

自然農の畝
畝の様子

耕さず、草抜かず、肥料も水も与えずの畑は、生き物たちでわんさかと賑わっており、自然の営みを楽しく見ることもできます。次の主な畑仕事は収穫することですね。

ところで、生き物たちにとって「コロナウィルス」は存在していません。存在とは人の心の中に現れる「名前」に過ぎないからです。

妄想を「する」ことによって起こる心配はほどほどに、妄想を「止めて」、気楽に伸び伸びと、楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。

noteを更新しました。

以上です。

5月も、よろしくお願いいたします。

尾山 広平