2018/02/28

教室便りvol.03

教室便り

こんにちは、尾山です。

今日も随分と暖かく感じられる日となりました。3月は三寒四温と言われていますが、自然は陰と陽のリズムを波打ちながら、徐々に変化していくものですね。

冬から春へと向かうこの時季は、身体も解け、余計なものを洗い流し、サッパリとする変化の時季です。また新年度を迎える時期でもありますので、使用しなくなった余計なものを処分し、家の中もサッパリとしてみてはいかがでしょうか。不要と必要を自覚し、不要を捨てることこそ、ヨガ(心の掃除)です。


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<3月のスケジュール>

● 3月21日(水)の早朝クラスはお休みです。

・ その他、通常通りです。

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<3月の戒律>

● 非虚言

私たちは、気づかぬところで、自分が傷つくのを恐れ、他者に嘘をついていたりするものです。とても簡単なようでいて、臆病で見栄っ張りな自我には難しい戒律です。また、虚言に加え、余計な発言を減らすことも心がけてみましょう。そして不意に何か嘘をついたときや発言したとき、「私は何を意図して嘘をついたのだろう? 何を意図して発言したのだろう?」などと調べてみると、稚拙な精神的傾向(行:サンスカーラ)が意識され、消滅するかもしれません。

自身の幼稚さを自覚し受容することが大人への第一歩であり、ヨガとはこの稚拙な精神的傾向を消滅させる修行です。

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<3月の体位>

● ガス抜きの体位

上体を上げよう、頭を上げようなどと、意図してしまいがちな体位です。しかしそうではなく、背骨の前屈、及び、爽快な締めつけを意図した結果として上体は「上がる」だけです。と何度もお話ししましても・・・ 一度思い込まれた自分ルールはその心に深く刻まれ、それ以外の言葉が素通りされることは少なくありません。人は精神的傾向によって盲目となるのです。

ですから、「体位では何を意図するべきなのか?」を常に念頭に置き行いましょう。もちろん、どの体位であっても「爽快な全身の締めつけ(伸び)」が意図するべき全てです。また、手段に目が向いてしまい無理をしてしまう精神的傾向も強いものです。「なぜ、それをするのか? なぜ、しなければならないのか? なぜ、したいのか?」などと、常に目的を念頭に置き、人生の目的を見失わないようにしましょう。

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ヨガ空間に、まんぐーす爺さんのコラムを載せました。語ってもらったテーマは「探究」です。探究こそが「ザ・ヨガ」です。人生は探究です。私たちは本当に何も知らないのです。だから探究するよりないのです。

ちょっぴりと加筆修正していますので、すでに読まれた方も、もう一度どうぞ。真理の言葉を「聞くこと」は、精神的傾向による盲信盲目を消滅させる、初めの一歩です。言葉が素通りしてしまわないよう、じっくりと心に読み聞かせてあげましょう。

https://yoga-space.biz/index.php?go=hKHliF


以上です。

3月もよろしくお願いいたします!

尾山 広平