2016/04/02

教室便りvol.04

教室便り

こんにちは、尾山です。
いよいよ暖かく気持ちのよい日が増えてきて、桜の蕾も一気に開放していますね。身体を締めつける下着や靴下、ゴワゴワした上着、それらに違和感が感じられるほどに、締め続けてきた身体は解け(ゆるみ)、花粉症であれ下痢であれ不必要なものは排泄され、心身はサッパリと軽快に爽快、そしておだやか。そんな季節を迎えることができているでしょうか。

農業センターへお散歩に出かけると、名物の枝垂れ梅は散り裸ん坊でした。一見すると真冬の状態に戻ったかのようですが、その足元では、草花が勢いよく茂り、その傍らで桜の木はふわりと開花し、子牛は楽しそうに走り回っていました。

ポカポカとした陽気の中を、のんびりお散歩、お弁当をもってお花見、風を切ってサイクリング…… いいですね♪


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● 4月のスケジュールのお知らせ

・ 4月29日(金)は、お休みです。

※ その他、通常通り行います。

スケジュール
⇒ http://


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<生活リズムと早寝早起き>

今日は「就寝時間」と「起床時間」についてお話ししたいと思います。私は早朝クラスが6時から始まるというこもあり、早寝早起きの生活をしています。私たち日本人は、子どもの頃より「早寝早起き」と標語のように聞いて育ったことと思います。誰が言い出したことかは知りませんが、「いつ眠り? いつ起きるか?」、それは【生活リズムの中心】となる出来事といえ、確かに大切な事に違いありません。

さて、基本行法手引書の2番目には、「準備:備え方」が書かれています。要約すると、物事と物事との間合いをとることで、気はスムーズに流れます、そのための間合い(余裕)を持ちましょうということです。最低でも授業開始5分前にはマットの上に落ち着きヒマを持て余していましょうと(笑)。

早起きをすることは、生活をよりスムーズにします。それは物事と物事との間合いが空き、余裕が生まれるからです。朝は時間がないなんて言わずに、朝こそ時間があると言える生活をお勧めします。テレビやスマホを見ることは極力避けて、静かにゆったり白湯を一杯。なんて生活はいかがでしょうか? 朝の心構え、朝のリズムが、一日の心構え、一日のリズムを作り出します。

そして早起きをするためには早寝をする必要があります。早起きは早寝するところから始まっているとも言えます。早寝をすることこそ、生活をスムーズにするためのネックといえるかもしれません。あなたが夜遅くまで起きているとしたら、その理由は何でしょうか? 本当に夜遅くまで起きていることが必要でしょうか? ひょっとしたら、早寝することに抵抗しているだけかもしれません。

私たちの多くは、「子どもは早く寝なさい」と言われ育てられてきましたので、夜遅くまで起きている大人に対してコンプレックスを持つということはあたりまえともいえることです。そして大人になった今、夜遅くまで起きていられる優越感に浸っていたいだけかもしれません。逆に言えば、早く寝るのは子供じみていて恥ずかしいと感じているということです。例えば夜8時に寝入る人に対して、「子どもかよ!」なんてツッコム方は、おそらくそうでしょう。なんにしましても、早寝をすることに抵抗感のある方は、その理由を熟考してみる必要がありますね。

早寝早起きをすることは、要らないものに気づくきっかけにもなります。生活がシンプルで楽になります。


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以上です。

4月もよろしくお願いいたします!


尾山広平