2015/02/01

教室便りvol.02

教室便り

こんにちは、尾山です。
2015年の一月もあっという間?に終わり、2月に入りましたね。

1月は一年の中で最も冷える時季でしょうが、私の身体は早くも1月半ば頃から、身体が順応していないかのような寒さを感じるし、汗をかきやすくなるなどと、春を迎え入れる身体に変化している様子でした。

まだまだこれから冷え込みますが、この時季は皆様の身体にもきっと、春が来ていることでしょう。暖かい春に向けて、風邪、アレルギーなど、反応多き季節に入りますが、穏やかに春を迎え入れたいものです。


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● 2月のスケジュールのお知らせ

・ 11日(水曜日)、早朝クラスお休みです。

・ その他通常通りです。


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「初心」について考察してみましたので、お読みください。

https://yoga-space.biz/index.php?go=fhGYvr

「太陽礼拝法8時間」行ってみましたので、お読みください。ちなみに、8時間終わった後はクタクタでしたが、次の日からはほぼ普通でした(自分でもビックリ)

https://yoga-space.biz/index.php?go=t3bwIe


太陽礼拝法は、早朝クラスで奇数月に行っています。

礼拝に始まり、体位から体位へと連続して変化してゆき、礼拝に終わる行法です。

※ 主な留意点

① 出来る限り、無意識的な操作に気づき、意識的に操作し、のびのびと行うこと!
② 出来る限り、無意識的なリキミに気づき、小さな筋力で、のびのびと行うこと!

です。

身体的には、心を感覚に向け、「楽(快適と安定)」な感覚を体得することが目的です。
精神的には、心を感覚に向け、「意識」を当てておくことが目的であり、それは瞑想法でもあります。


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<楽>

たとえば、四つん這いの体位。

授業では猫の体位に入る前には必ず行う姿勢ですが、この一見簡単な四つん這い姿勢も、なかなか余計なリキミが抜けるものではないようです。

その理由の一つは、身体を筋力で支える/使うことが習慣化(無意識化)しているからです。

ヨガの目的は、その無意識化された働きを「止める」ことです。

そのために、心を闇(無意識)に向け、光(意識)を当てることをするんです!


さて、

四つん這いでは、腕の方向性を重力に合わせ、床を真下に捉えましょうと提案しています。

それは床に乗るという安定した感覚であり、腕に芯軸が通った快適な感覚であり、一言でいえば「楽」な感覚です。

一見簡単に見える姿勢の中に、目的への極意は埋もれているようですね。

体位法で筋肉の収縮、伸長を繰り返すのも、「楽」を体得するためです。

常に、手段と目的を見誤らないようにしましょう。見誤ると無理(リキミ)から故障につながりかねませんので。

ちなみに、太陽礼拝法を8時間ほどやると、重力の方向と少しずれただけで腕はガタガタと震えます。手っ取り早く「楽」を身につけるにはお勧めの方法です(笑)ホントに・・・


さてさて、

太陽礼拝法も、けっしてリキまず、楽な動作を心掛けます。その留意点の一つは中心(背骨)からの動作です。

基本は背骨の前後動作であり「猫の体位」です。

・猫の体位の動画です。

→ http://


しかし、たとえ猫の体位で丁寧に前後動作をしていても、太陽礼拝法になると途端にリキみが生まれる場合がほとんどです。

それはたとえば、「下を向いた犬の体位」から片足を前に踏み出すとき、足から動くなど習慣的動作をしてしまったり、足を手に近づけようとするなど余計な思考をしてしまうからです。

中心(骨盤)から動いた結果として、足は踏み出されるところに踏み出されます。

それ以上前に踏み出そうとするとリキみが生じ、動作が楽でなくなります。

苦痛になります。

過程の途上に結果はあり、その結果もまた過程にすぎません。

一瞬一瞬の過程を重んじていきましょうね、やわらかくのびのびと!

楽に楽に楽しんで!

・太陽礼拝法の動画です。

→ http://


注意
※ 体位から体位へ、私が楽だと感じる動作を行っています。あくまでも参考にして、自身の身体で確かめていただきますように!


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以上です。
では、2月もよろしくお願いいたします!!

尾山広平