2020/02/01

教室便り2月号

教室便り


< はじめに >

こんにちは、尾山です。

2020年、梅の木はどんな状況でしょうか。梅の花が開き始めるころには、身体の方も開き始めることでしょう。つまり、冬の身体から春の身体へ移行していくということです。

起床後には身体を目覚めさせるように「伸び、欠伸」が起こるように、冬を越えた春先には身体を目覚めさせるように「伸び、欠伸」が起こりやすいかもしれません。それはきっと、冬の間に閉じ込めていたエネルギーをスムーズに発散させていくことでしょう。

何はともあれ、今月もしっかり「伸び、欠伸、溜息」をしていきましょう。


< 2月のスケジュール >

  • 11日(火)の早朝クラスはお休みです。
  • 21日(金)の早朝クラスはお休みです。

スケジュール:https://oyama.yoga-space.biz/index.php?go=9bDu7f


< 無為自然(むいしぜん)>

当教室では、「姿勢、動作、締付」そのどれも"無為自然"を基盤としています。そこが、他のヨガ教室やヨガスタジオとは根本的に異なるところです。

  • 「無為」はその言葉通り、「為すこと無し」です。
  • 「自然」はその言葉通り、「自ずから然り」です。

ですから、

  • 人為的に「姿勢を調えようとする」ことを練習するのではありません。
  • 人為的に「動作しようとする」ことを練習するのではありません。
  • 人為的に「締付しようとする」ことを練習するのではありません。

それは、

  • 自ずから然りと「姿勢が調うようになる」ことを練習するのです。
  • 自ずから然りと「動作が起こるようになる」ことを練習するのです。
  • 自ずから然りと「締付が起こるようになる」ことを練習するのです。

身体に起こる自然の作用を邪魔している"人為的な行為"を止めていく練習です。ほとんどの人の身体は、多くの"人為的な行為"にがんじがらめにされ、言葉通り身動きが取れない状態にあります。

身体を制御しようと頑張っている内は、正しい姿勢、正しい動作、正しい締付を身につけることは不可能です。「制御=無理」であり、「非制御=自然」です。そして制御することから自由を得ることはできません。制御することに終わりはないからです。「制御=束縛」であり、「非制御=自由」です。

本当の解放感は、何もしていない感覚、無為から生じるのです。


< おわりに >

先月は当教室ウェブサイトの整理整頓をしました。
尾山ヨガ教室:https://oyama.yoga-space.biz/

​また、『自分を大切にするヨガの本質』に書き下ろしたレッスン1とレッスン2を投稿しましたのでご覧ください。顔文字だらけで何となくチャライですが(^_^;
ヨガ空間:https://yoga-space.biz/index.php?go=BWqtfZ

以上です。

2月も、よろしくお願いいたします。

尾山 広平