2016/12/28

教室便りvol.last

教室便り

こんにちは、尾山です。
今朝の早朝クラスを最後に今年の授業は終了しました。
今年もお世話になりました。ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

さて2016年、どの様な一年となったでしょうか?
ヨガへの取り組みはいかがでしたか?
今年一年、心が握りしめている「余計」をどれだけ手放しましたか?
もしくは何が「余計」かをどれだけ自覚しましたか?


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● 1月のスケジュールのお知らせ

・ 2日(月)、 3日(火)、4日(水)、5日(木)はお休みです。

・ 9日(月)、早朝クラスはお休みです。

※ その他、通常通り行います。

スケジュール
⇒ http://


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<はじめの一歩>

初めに申し上げておきます。
『基本行法手引書』は、ヨガに取り組むに際し、役立つであろうと判断したことを個人的にまとめたものです。
ヨガとはこういう行で、この様に取り組むものだ!という内容ではありません。
私個人は伝統的にヨガがどの様に取り組まれ、どの様に継承されてきたのか、全く知りません。
加えて、現代でのヨガがどの様に取り組まれ、どの様に教えられているのか、ほぼ知りません。

「え〜っ!? そんな人の下で習っていたの!?」

なんて驚きました?(笑)
それでも「ヨガ」という道を進む上での核心を捉え、「役立つこと」をお伝えしていますから、ご安心ください。

前置きが長くなりました。
さて、その『基本行法手引書』の初めに書いてあることを覚えていますか?
全く覚えがない?!
そうであるのならば、2017年に向けて、ヨガへの取り組み方を見直しましょう。

初めに書いてあることは「余計を止める」、です。
これがヨガの道を進む上での役立つ考え方・其の1です。
簡単には、持っていない何かを足していこうとする向きではありませんよ、ということです。
逆に、持っているものを引いていこうとする向きですよ、ということです。

この「はじめの一歩」の向きが違うと、もう何が何だか、迷宮入りです。
逆にこの「はじめの一歩」さえ正しい向きに踏み出せたなら、迷いつつも進んでいけるはずです。
以前、「正しい努力」と題して記事を書きましたが、するべきは正しい努力です。
その鍵が、第一歩目にあることを忘れませんように。

『正しい努力』
 ⇒ https://yoga-space.biz/index.php?go=t5wXY7

それを踏まえてこその手引書です。

1.姿勢:構え方 <失礼を止める ⇒ 礼節を持つ>
2.準備:備え方 <圧迫を止める ⇒ 余裕を持つ>
3.行法:行い方 <相反を止める ⇒ 素直に流れる>
4.修習:修め方 <断絶を止める ⇒ 継続する>
5.手順:進め方 <ブレを止める ⇒ 芯軸を通す>

意識/自然(全て)/行法に対し礼節を持てていますか?
余裕を持って生活していますか?
素直さを邪魔する対立は減りましたか?
第一歩を踏み出し続けましょう。
真っ直ぐと正しい方を向いて。

今一度手引書を手に取り、それぞれの項目を読み返してみてくださいね。


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ブログを書きましたのでお読み下さい。
『溜め息』
 ⇒ https://yoga-space.biz/index.php?go=4VQ1Rb

『吸う息から起こる』
 ⇒ https://yoga-space.biz/index.php?go=nHwmLS

『寝息』
 ⇒ https://yoga-space.biz/index.php?go=OcFlv9


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以上です。
それでは、良いお年をお迎えください!!

尾山 広平