2018/04/29

教室便りvol.05

教室便り

こんにちは、尾山です。
心地いい天気が続いています。

芽生えた草木たちは、ここからより一層に成長してゆく活動期です。人間の方も、のどかな春を終え、ここからより一層に成長してゆく活動期です。心地よく動き、心地よく休む、の基本リズムが調うよう活動し、成長してゆきましょう。

私事ですが、先月終わりからホームページにある「ヨガ行法」を一冊にまとめる作業をしていました。タイトルは『ヨガの八支則 修習と離欲の実践』です。そのまま紙面にしようぐらいに思っていたのですが、いざしてみると、加筆、修正も、随分としました。今はまだホームページはそのままですが、折を見て、加筆修正した今回の内容に変更しようと思います。

加えてこの本には、ホームページにある「まんぐーす爺さんのコラム」も載せました。これまた加筆、修正を随分としました。こちらは既に、加筆修正した内容に変更していますので、改めてお読みください。
https://yoga-space.biz/index.php?go=6hHM1r


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<5月のスケジュール>

● 明日4月30日(月)の、早朝クラスはお休みです。
● 5月3日(木)、5月4日(金)は、お休みです。
・ その他、通常通りです。

スケジュール
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<4月の戒律>

● 非交際
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交際を禁じるというよりは、他人に依存することを戒めており、自分の心の安らぎを他者から手に入れようとするな、というところでしょう。外側の変化する物事に頼っていれば、その変化に合わせて、自分自身もまた不安定に成らざるを得ません。先ず第一に、自身の心を安定させるには、外側に依存しようとする心の癖を取り除くしかない、ということを明確に理解する必要があります。

ブッダは次のように言ったと伝わります。「学識豊かで真理をわきまえ、高邁・明敏な友と交われ。色々と為になることがらを知り、疑惑を除き去って、犀の角のようにただ独り歩め。」などと。要するに「先ずは疑問点を晴らし、本質が理解できたなら、サイの角の様に、力強く、迷わず、真っ直ぐと独りで歩きなさい」などと、伝えているのでしょう。


人と交わるかどうかという目に見えるところは戒律の本意ではなく、「何のために」人と交わるのかという目に見えない<動機>、それを正すこと、見失わないことが大切です。


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<4月の体位>

● バッタの体位
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コブラに続いて後屈の体位です。コブラと大きく違う点は、両脚を上げるところです。ここでも注意点は同じで、脚を上げることに注意を向けないことです。何度でも繰り返し言うのですが、目的は<締め付けること>です。つまり<脚を上げること>ではありません。気持ちよくう~んと伸びをしようとしたら、脚が上がる、だけです。膝を緩めて脚を上げても、伸びの気持ちよさは味わえません。

上がるかどうかという目に見えるところは体位の本意ではなく、「何のために」体位をとるのかという目に見えない<動機>、それを正すこと、見失わないことが大切です。


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以上です。
5月もよろしくお願いいたします!

尾山 広平