2017/07/29

教室便りvol.08

教室便り

こんにちは、尾山です。
つい「暑い暑い」と口から漏れているでしょうか? 身体が熱くなるこの時季、冷たいシャワーや、冷たい料理、飲み物が心地よく感じます。ですが身体を冷やし過ぎると、身体は緊張し、熱の発散が滞ることにもなります。

この時季の熱を発散する要所である胸(胸椎5番周り)は、他者との関係性により、閉じたり(収縮)、開いたり(弛緩)と反応しやすい部位であり、他者に対して心を開いていないとき、身体的に胸が閉じた状態になります。つまり何かに敵対する心理的緊張が、胸の緊張をもたらし、生理機能を滞らせる要因となるのです。

授業で礼拝するとき、胸の扉を開くイメージをするのは、胸をゆるませ、他者への信頼や、他者とのつながり感覚を促すためです。ちなみにハタ・ヨガでも、胸の中心に「アナーハタ・チャクラ」というエネルギーセンターが機能しているとされていますが、まさにそれは自他の調和を司る部位とされています。

8月は、Open my heart を意識してみましょう。


==========


● 8月のスケジュールのお知らせ

・ 7日(月)、14日(月)、15日(火)はお休みです。
・ 17日(木)の午前クラスはお休みです。
・ 8日(火)に午後クラス(15時〜)を行います。

スケジュール
⇒ http://


==========


<今月の基本体位>

尾山ヨガ教室では尾山の独断と偏見(考え方のもと)、12の体位を基本体位としています。ちょうど一年も12ヶ月に分けられているので、ひと月にひと体位、2月の基本体位は「① 兎の体位」、3月は「② ガス抜きの体位」で、4月は「③ コブラの体位」と、順番にメニューの中に組み込んでいます。今月は、

⑦ 背面を伸ばす体位
⇒ http://

背面を伸ばす体位の意図、実践方法を把握した上で取り組んでいきましょう。

背面を伸ばす体位にありがちなのはー如何に上体を両脚に近づけられるようになるかを目標にするーという思考パターンです。この自分勝手な指標設定をすることが、緊張を解くどころか、無理をし身体を痛めるという不本意な結果を生む大きな要因となります。

体位をとる要点は? そうです。如何に爽快に締めつけることができるかどうかです。背面を伸ばす体位における要点は、脚の締めつけを怠らないことです(もちろん骨盤の締めつけは必須です)。骨盤から脚の締めつけの爽快感をベースに、背中を押し出し上体を前屈(丸く)することにより、前屈する猫の体位の爽快感を加えるのです。腕の場所や向き、締めつけ方なども工夫してみると、より一層、上体を前屈(丸く)する爽快感が味わえるはずです。


==========


ブログを書きました。

妻直伝のブータン料理「エマダツィ」のご紹介です。このエマダツィは唐辛子を使った料理ですが、この暑い時季、身体を冷やすものばかりに傾けず、辛いもので汗をかくのもお勧めです。

「エマダツィ」
⇒ http://

加えて、心身を平穏に保つには冷たすぎたり、辛すぎたりと、刺激料理はほどほどにしておきましょうという注意喚起です。

「均衡性を生む食事」
https://yoga-space.biz/index.php?go=qm27zt

さらに加えて、まんぐーす爺さんに「幸福」について語ってもらいました。

「爺コラムNo.02 幸福」
https://yoga-space.biz/index.php?go=e32Q0n


以上です。

8月もよろしくお願いいたします!

尾山広平