2018/09/30

教室便りvol.10

教室便り

こんにちは、尾山です。
台風が接近しつつあるようですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、夜明けが春だとしたら、昼間は夏で、夕暮れは秋とでも言えますでしょうか。そして夕暮れ時、金色に輝くマジックアワーは、秋では紅葉と言え、どちらも鮮やかな色合いを見せてくれています。また、どちらも身体的に活動性(興奮)から停滞性(鎮静)へと変化する時間と時季であり、気分的にも塞いでいく時間と時季です。夕暮れから夜にかけてが、あまり活動的になるべきではないのと同様に、秋から冬にかけても、あまり活動的になるべきではないと言えるかもしれませんね。

秋の夜長は、お月様でも眺めながら、静かにお過ごしください。


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<10月のスケジュール>

・8日(月)の早朝クラスは、お休みです。

● スケジュール
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<10月の戒律>

● 自己探究
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人生を端的に表すならばそれは「自己探究」と言えるでしょう。そう、結局の処、我々は意識的にせよ、無意識的にせよ、「私」が何者かを知りたいという根本的な恐れ、根本的な欲に動かされているのです。そして意識的に自己探究の道へ入る者こそがヨガ行者となる、と言えるのです。それは「私はどう生きるか?」という表面的な問いから、「私はなぜ存在するか?」という根本的な問いへのシフトであり、真実を探究する道です。

表面的な質問をすることを放棄し、根本的な質問を繰り返し、繰り返し、問うてみましょう。


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<10月の体位>

● 鋤の体位
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背面を伸ばす体位に続いて、背面全体を伸展させていく体位です。やりがちな無理としては、足先を床に着けようとすることです。足先が床に着くようになったら、この体位が出来るようになったとか、そんな愚かな勘違いをしていてはいけません。出来る、出来ないの基準を「形」に置いてはいけません。出来る、出来ないの基準は全身が協力して心地よく爽快に「締め付けが入っているかどうか」です。何事も、表面的な見た目を価値判断基準にするのは幼稚さの表れです。

表面的な物事に関心を向けることを放棄し、根本的な物事に関心を向けて行きましょう。

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以上です。
10月もよろしくお願いいたします!

尾山 広平